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イオンビーム蒸着法(ion beam deposition)

イオンビーム蒸着法(ion beam deposition)とは、イオン源を使用してターゲット材料を基板上にスパッタリングする薄膜蒸着技術です。イオンビームスパッタ蒸着(IBSD)法、イオンビーム直接蒸着(IBD)法、イオンビームアシスト蒸着(IBAD)法、クラスターイオンビーム蒸着(ICB)法の4種類があります。

IBSD法はイオンビームでターゲット材を衝撃し、スパッタして堆積する方法です。

IBD法はイオンビームと反応性ガスを化学反応させて薄膜を得る方法です。

IBAD法は真空蒸着中に低エネルギーイオンビームを照射して薄膜特性を向上させる方法です。

ICB法はノズルから蒸発元素を噴射し、クラスター(500~1000個の原子が緩く結合した状態)を形成し、その後イオンクラスター化して薄膜を得る方法で運動エネルギーを制御できます。

真空技術辞典

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