どんな仕事が向いているかわからない人でも、自分を成長させ、自身の可能性を広げてくれる場所かもしれません

前職は電気自動車の充電設備普及に携わる会社で営業推進の仕事をしていました。

自分が得意なことを知りたい、新しくいろいろなことを経験してみたいと思い、前職とは関係のない分野を希望し、キャリア採用ということでアルバックテクノに入社しました。

一番の魅力は「ジョブローテーション」という制度。これは入社してからもさまざまな職種が経験できるという制度です。前職での経験を活かせたらと思いつつ、やはり新しい職種を経験してみたいという思いがありました。

配属されたのは「経理」です。 実は学生のときから簿記が得意ではなく、入社前はすごく悩みましたが、やらず嫌いというか、やったこともないのに向いてないと判断するのはもったいないなと、思い切って入社しました。

まわりの先輩方がとてもやさしくフォローしてくださるので、毎日楽しく出社しています。

また、クルマが好きということ。 アルバックの技術は、電気自動車の部品の製造にも関係しているということもあって、そこも入社を決めた動機のひとつです。

私はおもに「預金」を担当しています。

具体的には、会社の毎日の入出金内容に不備がないかチェックしています。

経理伝票に不備があると正確なデータが反映されず、経営判断にも影響が及ぶかもしれません。

各拠点から届く経理伝票の中身を確認し、不備があれば修正を行い、担当者に連絡をして、次回以降は正しく起票していただけるようお願いしています。

「より正確であることを求める」という部分です。

前職では直感や記憶を頼りに仕事をすることが多かったのですが、経理は正確性が重要です。必ずマニュアルを確認する、あやふやな記憶はあてにしない、ということを心がけるようになりました。

預金伝票の確認後、転記作業を行うのですが、ここで、勘定科目コードや銀行コードがまちがっていると正確なデータが反映されず、自分が確認した数字と一致しなくなります。ミスなく数字がぴったりと一致したとき、ホッとします。最近は一致することが当たり前になってきたので、成長できたのかなと思います。

先ほどの「金額が合ったとき」もやりがいを感じますが、各拠点からのご質問にお答えすることにも大きなやりがいを感じています。

拠点から伝票の件で質問を頂いたり、他部署から担当業務の件でお問い合わせ頂いたりして、「理解できました！ありがとうございます！」などと言われると少しはお役に立てたかなと思えてうれしく感じます。

各拠点の方とのコミュニケーションは積極的にとるようにしています。直接お会いする機会はほとんどないので、チャットや電話でつながれるのはうれしいです。

また、本社のリフレッシュスペースでは、さまざまなセクションの方とお話することができます。こういう交流の場があることはいいですよね。

お話のなかで、みなさんの業務と私の業務との関連性に気づくことがあり、仕事の全体像がみえてきます。そこで自分自身の仕事についても意識的に取り組むことができていると思います。

本当に、いい方が多くて！みなさんからかわいがってもらってます（笑）。

また、とてもフラットな組織というところは魅力的だと思います。社内では役職ではなく「さん」付けで呼び合い、会話しているので、いい意味で上下関係がわからないのがおもしろいと思います。

目上の方とも普通におしゃべりができるフラットなところがすごいなって思いましたし、従業員のみなさんが「お互いにリスペクトできる環境づくり」をしている会社だと思います。これはとても印象的でした。

ほかには・・・富士山！ですかね！春は構内の桜もキレイです。

私は毎朝、出社してから業務開始までの時間にリフレッシュスペースで富士山を眺めながら読書などをして過ごしています。とても豊かな時間で毎日が充実しています。

経営陣にちゃんと正しい経営判断をしていただけるように、経理担当として「つねに正確であること」を目標にしています。

また、経理で得る知識は、将来、自分が何の仕事をするにしても、絶対に役立つと思いますし、それだけ重要な職務のひとつだと思っています。なので、あのとき経理をやっていてよかったなと思えるように、目の前にあることを一生懸命がんばりたいです。

昨日より今日、今日より明日…変わり続けること、何か一つでも成長し続けることを意識して進んでいきたいと思っています。